家をつくるひと |コムハウス/可児 天治さん

家づくりに熱い想いをかける「職人」さんのインタビュー。

今回はコムハウスの現場監督統括、可児 天治さんにお話を伺いました。

Q1. お仕事内容を教えてください。

現場監督の統括と、職人さん、社内のコーディネーターや営業のフォローなど、建築の現場に関わることのサポート業務を行っています。
私たち現場監督が裏方に徹することで問題点やトラブルを事前に回避でき、現場がスムーズに動く。
それにより関わるみんなが楽しく気持ちよく仕事が出来るようになる。
そんな“潤滑油”のような役割だと思っています。

Q2. 後輩の育成で大事にしていることは何ですか?

個人を尊重することです。
やり方を伝えることは出来るけど、型にはめることは正しくないと思っていて。
自分の想いだけを押し付けるのではなく相手の考えも聞いて、お互いにとって良い答えを見つけれるよう、“対話”することを大事にしています。

Q3. この仕事の好きなところは?

お客様やコムハウスのスタッフをはじめ、業者さんや職人さんなど、家を建てる為に集まる各分野の人たちと関わり合えることです。
家づくりは、例え知識があったとしても決して一人ではできないこと。
各専門分野のプロフェッショナルが集まって力を合わせてこそ、思い描いたものをカタチにすることができるのだと実感しています。
そんなところが好きですね。

Q4. 大変なことや難しいところはどこですか?

やはり「手づくり」というところですね。
機械じゃなく人が作るということは、間違いが起こることもあります。
もっとオートメーション化すると防げることもあるかもしれませんがそればかりを目指すと、今度は作り手の想いや大事な気持ちが軽んじていってしまうし、工場で作る家はコムハウスが目指すところじゃない。
いろんな人のいろんな想いが集まったモノづくりは決して簡単ではありませんが、みんなで協力して困難を乗り越えたり、お客様に喜んでいただけることが次への原動力に繋がっていると思います。

Q5. 休日の過ごし方を教えてください。

休日は趣味のマラソンをしています。
高校まで陸上をしており、脚を壊したこともあってそれ以来ずっと走っていなかったのですが、2012年に熊本城マラソンが始まり「出てみようかな」と思ったのが、また走り始めたきっかけです。
そして初めて熊本城マラソンに出場した時、何とか完走はできたのですが全然思っているように走れなかったんです。
それが悔しくて…そこからマラソンへの想いが再燃しました。これからも続けていきたいと思っています!

自分自身の成長や人との繋がりを大切に日々「家づくり」と向き合う可児さんは、コムハウスに入社して12年になる創業メンバーのひとり。
「過ぎてしまえば、大変だったことも良い経験になるよ」と語る可児さん。
時に厳しく時に優しくいつもみんなを支えてくれる、頼れる兄のような存在です。