以前、お家の「玄関」についてお話しましたね、島田幾子です。

今回はそれに引き続き「階段」についてのお話です。


うちは平屋なので階段はないです。


マンションでワンフロアです。


ロフト付きなので、梯子です。

という方もいらっしゃいますよね。

私は家の設計ができないので、専門的なことはわからないのですが、

ど素人的なこといいますね。


階段って華やか!


たまーに隠れていて、あっここに階段あったんだ!


ということもありますが、、、


とにかく演出性の高い存在ではないでしょうか。


いろんなものを纏えるというか


手すりの存在があまり感じられないシースルーのようなもの。


美術館のように入口を入ると正面にバーンと大きく重厚な趣きで鎮座しているもの。


さらに左右対称になっているような豪華なものまで。


くるくると螺旋になっているものや


そしてそして、さらに建物の外についているものも。

こんなにバリエーションを持つ家のセクション、あります?

料理に例えるなら、調理しがいのある素材なのではないかと感じています。

私の家にも階段がありまして、玄関前から始まり、1階2階3階まで駆け上がってるような仕様になっとります笑


玄関の時にもお話ししたように、


空間をいかに広く見せるかということが優先度高めになっている家でして


かなりシースルー派です。


存在感はあるんだけど抜け感をだして邪魔しない立ち位置。


階段越しに感じる陽に光、テラスのグリーンもとても気に入っています。


が、間仕切る壁がないので冷暖房効率は高くないかもです。


小さいお子さんがいるご家庭では危険度がかなり高めに。


階段があるだけで、大変だ!封鎖しないと!


となります。

小さな子どもの動きは予測不能。

守るべきは、、、と考えて


我が家の階段は、フィールドアスレチック状態に笑

同じような仕様になっているお家、ありますか?

ありますよね?


ただこれは私的には「イヤではない」です。


設計した方にとっては、おそらく不本意とは思います。


そこは、、、、どうか、、、ご理解を


ずっとこのままではないですから


あと数年の間だけです!


お孫たちが小学校になるくらいまでですので


ほんと、ごめんなさい。


もう少しなので、待ってくださいねー。


と、心の中でいつもいつも思っているのでしたとさ。


karf ディレクター

島田幾子 Ikuko Shimada
東京・目黒から代官山に移転したばかりのインテリアショップ「karf」で店舗全体の企画を担当。
長年インテリアに携わってきた立場に加え、生活者目線の住まいと暮らし、親として学んできたことや
子育ての環境への考えを、パーソナルサイト「Good Life Tips」で発信。
その人気記事から2023年、絵本『家具ものがたり』を絵本作家の松田奈那子さんとの共著で出版。