ベッドルームといえば、静かに就寝するところのはずですよね、島田幾子です。
我が家のベッドルームをまずはご紹介したいところなのですが
家の中でもよりプライベートなところなので
ほんの少し。

ホテルでいえば、ツインルームと呼ばれるようなシングルベッドが2台並んだお部屋となっています。
ここにはクロゼットがあり、全ての衣類はここに集約されています。

静かに「お休み」して
「着替え」をし
「身支度を整える」お部屋となっているのですね。
3階建の1階。
しかも一番突き当たりに位置しているベッドルームは
日中そんなに用もないし
とにかくほぼ人はやってこない、、、はず、、、

が、

孫たちが誕生してからというものの
ここは「子どもの遊び場」
と化してしまうことが多くなってまいりました笑

一転、陰から陽キャラに。

彼らにとっては、スプリングのきいたベッドはトランポリンと同じ。
2台のベッドを交互に飛び移り、飛び跳ねて大騒ぎ!
挙句のはてに
近くに置いてあるチェストにも飛び移ったりと
やりたい放題!

軽やかな動きは猫のよう。
ただ、レジャー施設のように安全性は担保されていないので
ベッドフレームの角に足をぶつけたら痛いよーって
それだけは心配して、声かけしています。

が、ひやひやしながらも、ひたすら見守る私。

怒りません!

なぜなら、そんなに長い時間は続かず
アミューズメントパークでもないし
わりとすぐ飽きるからです笑

しかも、そんなやんちゃな時期もすぐに過ぎ去り
あっという間に
いろいろなことをわきまえるようになっていきます。
最近では、ベッドに潜り込んで
一緒に絵本を読んで楽しむ場所となっています。

一年生の女の子と幼稚園児の男の子とは
文字のない絵本を1ページずつめくりながら
3人で順番に即興でものがたりを作っていくことを
したりしています。

子どもは本当に想像力豊か。
大人では気がつかない面白い発想があり
これがなかなかおもしろいのです。

それぞれの子どもの
性格や興味のあり方が知れたり。

はっとさせられたり
ほぉと感心させられたり。

同じ絵をみても着眼点が全然違うのですね。
彼らのアドリブで長い作り話をする時もありますよ。

飛んだり跳ねたりも刺激的ですが
これはこれで実に感覚に刺激的な時間です!

そして孫たちが帰ってしまうと
シーーーーン
またいつもの静寂が。

動的側面と知的側面の両方を
ベットルームという空間が内包できるとは、、、

私の脳は退屈しないです!ありがとう!

 

karf ディレクター
島田幾子 Ikuko Shimada
東京・目黒から代官山に移転したばかりのインテリアショップ「karf」で店舗全体の企画を担当。
長年インテリアに携わってきた立場に加え、生活者目線の住まいと暮らし、親として学んできたことや
子育ての環境への考えを、パーソナルサイト「Good Life Tips」で発信。
その人気記事から2023年、絵本『家具ものがたり』を絵本作家の松田奈那子さんとの共著で出版。