島田幾子のI’sBLOG | 大人の「よかれ」は子どもに「意味なし」体験談

親として子どもの将来を思うと
ついつい欲が出でしまうのは世の常ですよね。

私も子どもが

強く!
たくましく!

生きていけるよう

今、この大切な幼児期にどうしてあげることが良いのか?
いろいろと考えに考えました。
考えたつもりでいました。

ただそれは

自分の狭い狭い世界の範囲内で考えた
母親初心者の私の浅〜い考え(笑)

その考えとは
まず、自分の身を守るという意味で泳ぎを学ばせる。
そしてもうひとつ、英語にも小さい時から触れておけば耳慣れて良さそう。

などと考え、幼稚園を選ぶ時には
カリキュラムに水泳があり
ネイティブの先生から英語を学べる幼稚園を選びました!

子どもがまだ自分の意思をはっきりと持たない時期
親である私の判断がこの子の人生を左右してしまうかもしれない!
と思うと、大袈裟かもしれませんが
当時はとても慎重にも不安にもなったものです。
あの時こうしていれば、、、と後悔したくないので
水泳に関しては、兄弟でスイミングスクールにもせっせと通わせました。

さてさてその結果、大人になった彼らはどうなったのでしょうか。

英語への興味はほぼ高まりはしませんでした(笑)
最終的には2人とも成人してから必要に迫られ
恐ろしく独学していましたが
特に私が想像したような幼児期の経験は
なくてもほぼ変わらない印象です(汗)

英語圏の環境にどっぷりと放り込めば、また別の話にはなってくるのでしょうが、、、

そして水泳に関して
初めてのことに慎重で神経質だった幼少期の長男には
水に対する恐怖心
水泳に対しての苦手意識を植え付けてしまうことになりました。
現在の彼は泳げなくはないのですが
未だに苦手意識はあるようです。

当時、きっと水が怖かったのだと思います。
いま思えば、確かに楽しそうではなかったかもしれません。
私も一緒になって、プールで水遊び程度から始めれば
少しは違っていたのかもしれませんね。

ごめん、、、、

が、さらにさらにそんな親の後悔と心配もよそに
今ではたまにサーフィンやサップを楽しんだりはしています。

あーよかった、、、

人にはそれぞれ
物事に出会う時期やタイミングというものがあります。
「早く始めるといい」とか
「それでは遅すぎる」はないと感じています。
大人は子どもの将来を思い
あれもこれもと与えがちですが
見せて興味を持てばやらせればいいし
合わなかったら固執せず
すぐやめてもいいんじゃないでしょうか。

そんな私も当時は
せっかく会費を払ってるのにもったいない!
などと思い、むりにお稽古事に連れていったりしてましたね。

子どもはもともと好奇心のかたまりです。

大人側が先回りして
レールを敷くような行動に出たり
大人の価値観を押し付けたりしなければ
子どもが自分の手で何か掴んでくるはずです。

大人は、「子どもがその手で掴んできたもの」を

心良く
興味深く
眺める

あくまでサポート役に徹する。
決めるのは「子ども自身」
その決めたことが、たとえ長続きしなくても
そのことさえも

心良く
興味深く
眺める

言うのは簡単、やるのは難しいです。
それでも、私の親としての
「必死すぎた使命感」
そこまで深刻になることもなかったなと。

私の親心つっぱしり体験談でした!

karf ディレクター
島田幾子 Ikuko Shimada
東京・目黒から代官山に移転したばかりのインテリアショップ「karf」で店舗全体の企画を担当。
長年インテリアに携わってきた立場に加え、生活者目線の住まいと暮らし、親として学んできたことや
子育ての環境への考えを、パーソナルサイト「Good Life Tips」で発信。
その人気記事から2023年、絵本『家具ものがたり』を絵本作家の松田奈那子さんとの共著で出版。