こんにちは、コムハウス福住です。

江津湖公園の桜のつぼみがようやくふくらみ始めました。あたたかな春、待ち遠しいですね。

先週、出張で東京に行ってきました。今回もいろいろと目的があったのですが、沢山の情報と刺激はもちろん、思っていた以上に感覚的な部分、モノの見方や価値観について考えるというか。感じることの多い2日間でした。出張で見たもの、感じたこと。また、私が普段どんなことを考えながら過ごしているか「INTERIOR trip」というよみもの、を通してお話しできればと思います。

1日目は「JAPAN SHOP」という建築資材・建材、照明・家具などの展示会の視察へ。馴染みのある建材や初めて目にする建材などなど・・・広い会場をひたすら見て回ります。はじめはわくわく、楽しさがの方が勝っているのですが、体力勝負って感じで後半はぐったり。みたな感じです。

建材系はパネリング材や大判のテクスチャー素材が多い印象でした。また、無垢材より木質系、廃材を再利用した商品や異素材の組み合わせなどが多く展示されウッドショックやコロナ、サスティナブルへの関心の高まりといった時代背景も感じました。

「ウッドテラゾー」という突板メーカーさんが作られている仕上げ材、店舗デザインにいいな!と思った面白い素材です。

最近はリアルでクオリティの高い木目調のビニールクロスも増え、提案の幅も広がってありがたいです。ですがやっぱりビニールクロス、それは否めません(良い悪いではなく)

ホワイトオーク・カバ桜・サペリ・ウォールナット、チークなどさまざまな大きさ、形のウッドチップが固められた仕上げ材。レラゾー柄で木の素材感も感じる、不思議だけどなんだかいい、使えそう~、そう感じた素材でした。ショップカウンターにダイナミックに貼るとかいいですね。いわゆる「映え」にもってこいの素材でしょうか。もちろん、ビニールクロスの方が断然低コストですが空間・インテリアの質が上がり、かつ施工手間が少ない(工期短縮)というのは店舗の場合大きなメリット、魅力です。荷物になるな~と思いつつ、持って帰ってきてしまったサンプル。実物を見てみたいなという方はショールームでお声掛けください。

また、グレイッシュトーンの家具やディスプレイ・ポスター、タイルメーカーさんの出店も多く「白」や多少色の入ったカラードグレーのタイルが目立ち、トレンドカラーの傾向も体感しました。

不安な要素が多い日常で、暮らしやインテリアにリラックスした雰囲気を求める傾向にあることも感じました。グレーとかグレージュとかいいですよね、私も好きです。白木とか、こういう感じ好きです。

カール・ハンセン&サンの公式H.Pより

照明やパーツ類は「真鍮×ガラス、木、鉄」などコムハウスでもよく取り入れているのでカタチは違いますが馴染みあるものが多かったです。真鍮もいいですよね、くすんできた感じとかも含めて。最初は指紋が残りますが、そのうちくすんで、いい風合いになります。

お客様の理想のお家づくり、インテリアコーディネートをご提案するために日頃、いろいろなかたちで情報収集を行っています。インテリアや家具、照明などトレンドを知ることはもちろん、私自身の知識やアイディア、引き出しを増やしていくことでご家族らしさが演出できたり。なにか一つのアイディアや素材で悩みが解決したり、理想の暮らしがご提案できればと日々考えています。それから、永く住むお家の中に気負わない程度の推しポイントをつくるというか、それがあることでご家族の暮らしが豊になるといいなと思っています。

今日はこのあたりで終わりにしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。次回は、展示会でたくさんの素材や商品に触れて感じたことや素材のセレクトの仕方、コーディネートの重要性についてお話しできたらと思っています。