こんにちは、コムハウス福住です。

INTERIOR trip-5
下北沢駅周辺をぷらぷら散策した時のことです。

「下北線路街」と呼ばれる街を散策しました。
小田急電鉄の路線が地下化したことでできた1.7kmの線路跡地を開発しつくられた下北線路街。
6年以上かけ開発され、世田谷代田エリア・下北沢エリア・東下北沢エリア、3つのエリア別に
13のプロジェクトがあり2022年5月に全面開業しています。

 

2022年の6月に訪れた時は古い建物が残っていたり、工事中の場所もありましたが
今は街全体が綺麗に整い、若者を中心に賑わっていました。

BE YOU「シモキタらしく。ジブンらしく。」
「であう」を支援する
「まじわる」を支援する
「うまれる」を支援する
何かを変えるのではなく、開発を通して街を支援する。
そんな想いが街づくりに込められているそうです。

社会現象にもなったドラマ「silent」の撮影もこの下北線路街を中心に行われ
今も聖地巡礼の人気スポットでもありますね。私も毎週欠かさずに観ていました。
当初はこんなロケ地マップが配布されていたみたいですね。

下北沢駅から数分歩いたところにBONUS TRACKという商業施設があります。
13のプロジェクトのうちの1つです。

写真右:小田急鉄道H.Pより

名前の由来は、元々線路があった場所にお店を開くことができる「ボーナス」と
路線跡地を表現した「トラック」を掛け合わせたものだそうです。
ロゴイメージのだるま、かわいいですね。
ちょこんと隠れだるまがいたりして敷地内を歩くだけでも楽しかったですよ。


BONUS TRACKのH.Pもかわいいのでぜひ見てみてください。
BONUS TRACK (bonus-track.net)

個人のお店や若者のチャレンジの場「店主の顔が見える」というコンセプトで
長細い敷地に独立した建物が連なるかたちで配置されています。

中央の通路兼広場にはタープが張られ、屋台のような雰囲気で食事など楽しむことができます。
下北路線街プロジェクト全体を通し緑化の取り組みがなされていて
BONUS TRACKの敷地内も緑豊かでさわやかな空間が広がっていました。
この雰囲気、見ているだけでなんだか楽しくなってきますね。

樹木はナンバリングされ、ネームプレートも可愛い。
建物と同じように軒が出ているポスト。ミニだるま、実は立体的なつくりでした。
こんなところにこそ、きゅん。としますね。

発酵食品のお店・お粥屋さん・フレッシュジュース専門店
日記専門店など個性的なお店が大集合。

ロゴデザインや看板、お店入口の暖簾などお洒落で楽しい演出も盛りだくさんです。
この場に居るだけでわくわく、うきうきする感じ。
こんな暖簾がかかっていたら入らずにはいられないですよね。


Why__?のサインはフレッシュジュース専門店です。
こだわりの旬の食材でコールドプレスジュース・スムージー・ジュースを提供しています。
搾った時に残る繊維を使用した軽食もあるそうですよ。



個性的なお店ばかりなのに、ちぐはぐした感じがなくて。
むしろばらばらなのがいい感じ、気負いがなくて居心地の良い場所でした。

建物はグレーとシルバーで統一されていて、軒天の合板が目を惹くデザインです。
遊歩道沿いも木々が植えられ、建物をぐっと引き立てていました。
青空にも映えていますね

遊歩道沿いはスタンドになっていて「店主の顔が見える」仕掛けが。
敷地に入らずとも通りがかりにふらり、立ち寄ることもできます。
こんな素敵な場所と知っていたら、私ならあえて通ってしまいそうですが。

スケジュール的にカフェの利用はできなかったので「B&B」という本屋さんに入ってみました。
床から天井まで、もの凄い量の本がびっしり。
専門書店ではなく、幅広いジャンルの本を1点ずつセレクトされているそうで
ネット書店や大型書店とも違う、ちょっとした時間に知らない世界とつながる「場」
「無駄」たっぷりのセレクトで「偶然の出会い」を提供する。

というコンセプトの本屋さんです。ビールも飲めるみたいです。
Book&Beerの略で「B&B」なんだそう。

ジャンル問わず自由な並びで、手に取ってページをめくってみたくなる本がたくさん。
気さくな雰囲気があって過ごしやすい店内でした。
気分が上がる居心地の良い本屋さん、近くにあったら通いたいですね。

「BONUS TRACK」
自由な雰囲気で気負いのない素敵な場所でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。