おはようございます
com-haus矢野です
晴天の今日は、
トイレの気分でしたので
トイレについて、ちょびっとひとり言を述べたいと思います。
わたしは日本でしか暮らしたことがないので
それが当たり前として過ごしてきましたが、
日本のトイレは世界的にみると
・きれい
・機能が発達している
など、素晴らしいと言われているのをよく耳にします。
ありがたい環境です。今更ながら感謝です。
建築のお仕事を始めてからは、
心に余裕があれば観察するようにしていて、
様々な建物のお手洗いに入るのが少し楽しみです。
便器の性能…というよりは
〇手荷物の位置
〇換気扇
〇照明
〇ペーパーホルダー
〇リモコン
〇予備ペーパー収納
〇ドア
などなどの観察ですが、
大きな施設になると、
〇着替えるスペース
〇メイクスペース
〇多目的トイレ
〇緊急ボタン
などもあり、設計の参考にもします。
例えば、ドアの開き勝手ひとつにしても、
住宅や病院のお手洗いは
万が一中で体調が悪くなった時に、
外から救助する際に倒れた中の人が邪魔になってドアが開かない…
などがないように外開きとし、
高速のパーキングエリアなど
お手洗い休憩を目的としてトイレがたくさん並んでいるような場合は
通路を行き交う人が多いので、
衝突しないようにトイレの奥行きを長くして、内開きとする
など、なにを優先するかによって異なる考え方も
建築のおもしろさだと思います。
もちろん引き戸もよきです。
この、
一日の大切な時間を過ごす
タタミ1枚ほどの小さなスペースの奥深さを
見学会でも感じてみてくださいね。