こんばんは。

川原です。

*次男と熊本城

球磨郡水上村出身 45歳 4人家族

宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー

 

先日、息子のピアノの発表会がありまして、初めて実家の両親にも招待。

もちろん静かに観覧していましたが、孫の出番になると、案の定・・・。

 

母『ほら!桜甫よ!桜甫だろ!?』

 

と、よく通るひそひそ声。

 

予想はしていたので、落ち着いて。静かに。と母をたしなめる45歳の息子。

発表会では色々な楽器のプロの方の演奏もあったりして、なかなかそんな機会もないので両親も楽しそうでした。

私はちょいちょい上まぶたと下まぶたがお付き合いしそうになるのを必死で阻止しておりました・・・。

無事に発表会も終わり、両親も喜んでくれて嬉しかったです。

こういう機会をもう少し増やしていかないとな・・・と思った息子でした。

 


 

ということで、今回のお題は・・・

『今更ですが間取りの事を考えてみる~玄関編~』

という内容でお届け致しますm(__)m

 

ある平凡なマイホームを考える夫婦の会話シリーズ

『今更ですが間取りの事を考えてみる~玄関編~』編

パパ『ねえ、この間取りどう思う?』

ママ『いいわね!でもこの間取りだと、この部分がちょっとイメージと違うのよね・・・』

パパ『あ~、そういうことね~』

ママ『色んな間取りの情報が見れるのはいいけど、なんだか多すぎて逆に難しいね』

パパ『そうね、どれもいいなって思っちゃうもんね』

ママ『そう、たぶんどれも間違ってなくて、結局は自分たちがどうなのか、ていう事よね』

パパ『確かに。よし!まずは自分たちの理想をあげてみよう!』

30分後・・・

ママ『むきーっ!!!!絶対こっちの方がいいじゃん!!!』

パパ『いやいや!こっちの方が絶対いいでしょ!!!』

ママ『むききーっ!!!いやだ!これだけは譲れない!!!』

パパ『よし!じゃあ!公平にじゃんけんだ!!!!』

 

と、今日も夢のマイホームに向けて絶賛夫婦会議中。。。

 


【間取りを考える:玄関編 – 家の「顔」をデザインしよう!】

*画像をクリックするとこちらの施工例の画像にひとっ飛び

家づくりを始めるとき、まず最初に考えるべき場所はどこでしょうか?

「リビング?」それも重要。

でも実は、家に入るときに最初に目にする「玄関」こそ、最初にしっかりと考えたい場所です。

玄関は家の顔であり、外から訪れた人に家の印象を伝える場所。

さらに、家族にとっても毎日使う重要なスペースです。

◆ 玄関は家族全員が使うハブ

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玄関は単なる出入り口ではなく、家族全員が毎日使う「家のハブ」。

朝の忙しい時間帯や、帰宅時の「おかえり!」の瞬間、ここでの動線がスムーズかどうかで、家全体の使いやすさが変わります。

チェックポイント:

1.靴収納 靴の数、どうですか?「そんなにあるはずない!」と思いきや、気づけば靴箱がパンパン。        家族全員分の靴を収納し、普段使いの靴をすぐに取り出せるようなスペースを確保することが大事です。

しかし、逆に無駄に広すぎても、モノが溢れる・・・、片付かない・・・、原因にもなり、『散らかった玄関』を生み出してしまっているお家も多いのも事実です。

自分の性格とも照らし合わせて、少し足りないくらいがちょうどいいのかもしれません。

いずれは夫婦二人だけの量しかいらなくなるわけです。

その時には靴収納が多いよりも、その分土間やホールの空間が広い方が間違いなく使いやすいでしょう。

2.コート掛けやバッグ置き場 玄関にコートをかけるスペースがあれば、家に入ってすぐに荷物を整理できます。これがないと、ソファの上にバッグが山積みになるのは時間の問題です…。

3.家族用と来客用の区別 家族専用の玄関収納スペースを作ることで、来客時にも玄関がスッキリ見えます。            お客様が来るたびに「靴、隠さなきゃ!」と慌てる必要はなくなります。

これも、人気の玄関のプランニングの一つですね。とはいえ、この時代、身内以外の来客って・・・とも思いますので、ここも無駄に広くし過ぎるのはどうかと思いますが、こんなシチュエーションの場合にはどうする。ということはイメージしていた方がいいですよね。

◆ 玄関の広さはどう考える?

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「広ければいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、もちろん広ければ広いほどコストも上がるわけで、家族にとって使いやすい広さをを検討することが重要です。

家族が一度に帰ってきても渋滞しないスペースや、ベビーカーや車椅子が通れる広さは、長く住む家にとって重要なポイントです。

また、最近では「宅配BOX」を希望される方も多いですので、この辺りもサイズ感をしっかり検討して計画してくのがおすすめです。

私個人としては、なるだけ広い方がいいなと思っています。実際に家を建ててもそう感じています。

一生の生活を考えると、広い玄関がよかった・・・と感じる瞬間の方が多いと思います。

荷物を抱えた状況。数人が集まる状況。介護等が発生した状況。いい自転車を買っちゃった状況。子供の習い事の道具がある状況。

色々、想像するとやはり広い方が家族にとって使いやすい玄関になりそうです。

◆ 良い玄関は「空間デザイン」がカギ!

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最後に、玄関はデザイン面でも力を入れたいところ。

基本的な照度を確保するためのダウンライトに加えて、デザインの素敵な照明を取り入れたり、ディスプレイを楽しめるニッチを作ると、毎回玄関を通るたびにささやかな幸せを感じる事ができます。

また、自然光や風通しも意識して窓のサイズや取り付け位置を考えることで、とても心地の良い玄関になります。

素敵な玄関空間は来客時、帰宅時、毎日のように家族が通る場所です。

明るく素敵な空間であることは家族の毎日の気持ちにとって、とても重要なことだと思います。

 

SNS等でいろんなお家の施工例を参考にされると思いますが、特に玄関は広角で撮影されている場合も多いので、画像や動画ではなかなかわかりづらいので注意が必要です。

必ず完成見学会などのリアルなお家をたくさん見て考えていくことをおススメします。

 


次回予告: 玄関を完璧にデザインしたら、次はリビング・ダイニング編!

家族が集まる大事な空間をどう考えるか、一緒に見ていきましょう。

お楽しみに!

 

という事で今回の家づくりのすゝめは以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました(^^)

 

株式会社コムハウス 川原