こんばんは。

川原です。

*次男と熊本城

球磨郡水上村出身 45歳 4人家族

宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー

 

いよいよ春です。

桜のつぼみがぎゅんとなっています。

最高に気持ちの良い季節の到来です。

近々、マルシェもございますので、皆さま江津湖へ、そしてYARDへ、コムハウスへ遊びにお越しくださいませ。

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今回のお題は・・・

『土地探しの旅人』

という内容でお届け致しますm(__)m

 

ある平凡なマイホームを考える夫婦の会話シリーズ

『土地探しの旅人』編

パパ『ねえ、いつになったらいい土地見つかるんだろう・・・』

ママ『そんなの私も知らないわよ!』

パパ『情報サイトは結構見てるんだけど、なんかまだ現実味がないというかなんというか・・・』

ママ『ただ見てるだけってかんじよねww』

パパ『そう、そんなしてたらちょっと気になってた情報が消えてたりしてね』

ママ『でも、まあ仕方ないか・・・的なくらいな感じよねww』

パパ『そうなんだよね。なんだかマンネリ化?』

ママ『なによそれ、私たちみたいじゃない』

パパ『え~!そうなの!?うちそうなの!?』

ママ『そうならないように気合い入れて土地探しなさいよ!ww』

パパ『ぎょ、御意!』

 

と、今日も夢のマイホームに向けて絶賛夫婦会議中。。。

 


 

今回は困ってる方も非常に多い『土地探し』に関するお話。

家づくりのすゝめ『土地探しの旅人』

 

土地を本気で探し始めると、ほとんどの方が大きな壁にぶつかります。それは

『思った以上にいい土地情報が無い・・・』

という現実。その壁にぶつかってからが大きな分かれ道になるのですが

 

Aタイプ:土地情報を何となく検索→いよいよ具体的に行動・検討→『あれ?無い…』

→理想的な情報を探し続けようとする人。

 

Bタイプ:土地情報を何となく検索→いよいよ具体的に行動・検討→『あれ?無い…』

→だったらこのくらいでも大丈夫だな。と自分なりの落としどころが見つけようとする人

 

これは、どちらが悪いということはありません。

人間だれしも、できれば理想的な方向に向かっていきたいからですね。

ただここで一つ注意しないといけないのが、今回の相手は『土地(不動産)』ということです。

大きな買い物だからこそ慎重になってしまう反面、不動産は普通のお買い物と同じような思考だとうまいこといい土地が手に入りません。ということで今回はそんな土地探しにおける考え方みたいな内容でお届けしていこうと思いますm(__)m

 

ちなみに、Aタイプの人が『土地探しの旅人』になりやすい方です・・・

 

1. はじめに:土地探しの難しさとは?

*画像をクリックでコムハウスのHP『益城台地西分譲情報』へ

「家を建てたいけど、なかなか理想の土地が見つからない…」 これは、家づくりを考えている多くの人が抱える悩みです。

立地・価格・形状・日当たり・ハザードリスクなど、土地選びにはさまざまな条件が絡みます。

100%理想通りの土地を見つけるのは難しいですが、少し視点を変えるだけで良い選択肢が見つかることもあります。

今回は、土地探しでよくある悩みと、その解決策について詳しく解説していきます。


2. よくある土地探しの悩みと解決策

*画像をクリックでコムハウスHP 上記施工例画像へ

(1) 価格が高すぎる!

人気エリアでは土地の価格が高騰しがちです。しかし、価格を理由に諦めるのは早計。

以下の方法を検討してみましょう。

  • エリアを広げる:駅から少し離れる、隣町も視野に入れる。
  • 条件を見直す:接道条件や土地の形状を柔軟に考える。
  • 土地と建物のバランスを取る:土地に予算をかけすぎず、建築コストとのバランスを意識する。
  • 注意点:価格が高いことは価格交渉以外での解決方法はありません。待っていても下がりません。むしろ土地価格はずっと上がってきましたので、高すぎる情報に引っ張られ過ぎないようにしましょう。

(2) 変形地や狭小地しかない…

「土地の形が悪い」「狭くて使いづらそう」と思うかもしれませんが、設計の工夫次第で快適な家を建てることは可能です。

  • L字型や旗竿地でも採光やプライバシーを確保できる間取りの工夫。
  • 建物を縦に伸ばして、狭くても広く感じる設計。
  • 施工事例を参考に、狭小地向けのデザインを取り入れる。
  • 注意点:土地探しと建築計画は切っても切れない関係です。安全にかつスムーズに土地探しを進めていくためには必ず、建築のことと土地のことが同時に相談できる専門家と一緒に動きましょう。

(3) 「建築条件付き土地」が多い…

「この土地いいな」と思ったら、建築条件付きだった…ということも少なくありません。

  • 建築条件付き土地のメリット:プランや施工がセットになっているため、手続きがスムーズ。
  • デメリット:自由度が低く、選べる設計が制限される。
  • 条件を外す交渉も可能:売主に相談し、追加費用を払うことで条件を外せる場合もある。
  • 注意点:土地価格が安めに設定されている場合も多く目にしますが、土地さえ決まってしまえば建物の契約も確定しますから、客寄せのために・・・。タダより高いものはない・・・ということですね。

(4) 地盤や周辺環境の不安

土地の価格や立地だけで決めてしまうと、後から後悔することも。

  • ハザードマップを確認:洪水・地震のリスクを事前に把握。
  • 近隣環境をリサーチ:騒音・治安・スーパーや学校などの利便性をチェック。
  • 地盤調査の重要性:地盤が弱いと追加の基礎工事が必要になる可能性がある。
  • 注意点:ハザードマップは1000年に一度クラスの降雨災害規模を想定したものになっていますのでマップ上で浸水地域に存在しているから駄目だということにはなりません。そんなこと言っていたら熊本市南区近隣はほぼ駄目だということになりますので・・・。


3. 土地探しで失敗しないためのポイント

*画像をクリックでコムハウスHP 上記施工例画像へ

  • 予算と理想のバランスをとる:土地だけに予算をかけすぎると、建築コストに影響が出る。
  • 住宅ローンと資金計画をセットで考える:月々の支払いをシミュレーションしておく。
  • 不動産会社や工務店と連携する:プロの視点でアドバイスをもらいながら、候補地を検討。


4. まとめ:理想の土地に出会うために

*画像をクリックでコムハウスHP 上記施工例画像へ

完璧な土地を見つけるのは難しいですが、条件を整理し、柔軟に考えることで選択肢は広がります。

  • 「100点満点の土地」より「80点で工夫できる土地」を探す。
  • 土地が決まらなくて家づくりを諦めるのはもったいない!
  • 納得のいく土地選びをするために、ぜひ専門家に相談を。

 

最後に、『あの時買っておけばよかった・・・』『結局、あの時が安かった・・・』というのが不動産あるあるです。これは不動産のみならず、多くのものにおいて言えることなのでしょうが、基本的に数に限りのあるすべてのものの価格は大なり小なり上がり続けます。

大きなことなので慎重になるのは当然ですが、買う側の立場における不動産にとって時間の経過は基本的にマイナスにしか働いていかないと思って動くことが大切だと思います。

約20年間不動産と建築業界で働いてきた私が言うのですからほぼ間違いないかと思いますm(__)m


 

ということで、今回の家づくりのすゝめは以上になりますm(__)m

最後までご覧いただきありがとうございました(^^)